わたしたちの暮らしや産業活動は、今、人間以外の生き物をどんどん減らしています。森や草花や動物たちが減ることは地球温暖化の大きな原因にもなっています。このまま生き物の種類や数が減っていくと、今子どもである世代が大人になったとき、将来の食べ物や住む場所が足りなくなってしまいます。
おや?! なにやらムスビの森の様子がおかしいなぁ・・・

大変! 森の生きものがいなくなってしまったわ。このままだと、人間だけがいる世界になってしまう…。

え? 人間がいれば、それでいいじゃない。ぼくたちのいる都会は便利だし、ネズミやゴキブリなんていないほうが快適だよ。

私だって、ゴキブリと同じ虫だわっ!

ご、ごめん。でも虫はなんだか気持ちがわるい。人間とは全然ちがう形だから。

見た目はちがうように見えるけど、本当はみんな同じ仲間なのよ。毎日の食べ物だって、呼吸する空気だって、自然の生きものたちが人間に与えている。私たち虫がいなければ、人間は生きていけないわ。

えっ!? そうなの? 虫なんていなくてもいいと思ってたけど・・・ぼくたち人間とおなじ、仲間かぁ?

そう、おなじ仲間よ。ほら、見て。森から生きものがいなくなって、私の大好きなお花もいなくなっちゃった。
人間以外は虫だけ・・・。

うーん、どうしたらいいのかなぁ?

人間がもっと私たちと仲良くして、同じ仲間だってことがわかれば、いなくなった生きものももどってくるわ。

よし! わかった! ぼくが自然に近づいていって、生きものたちを探してくる!

本当?! ありがとう! 自然の生きものたちを大切にしてくれたら、きっと森に生きものたちが帰ってくるわ。
まずは、虫に近づいて。逃げてしまった生きものが少しずつもどってくるから・・・。
下のスタートボタンを押して、ミニゲーム開始! 森の生きものを呼びもどしに行きましょう!
<ミニゲームのルール>
人間の絵がたくさんありますが、動かせるのは光っている絵だけ。その人間の絵をマウスで動かし(ドラッグ・アンド・ドロップして)、まずは虫の絵に近づけ、虫と仲良くなりましょう。すると、新しい生きものの絵が出てきます。同じようにして、人間の絵を他の生きものの絵に近づけ、次々に仲良くなりましょう。見つかった「生きもの」たちと仲良くなると、“神さま”が出てきます。
最後に、上から「神さま ・ 生きもの ・ 人間」の順番に並べ替えれば、ムスビの森に生きものたちが帰ってきます。
※「生きもの」の種類の数に応じて、得点が表示されます。
神 |
神さまを光であらわした絵柄です。神さまは、すべての良いことの元になっています。 |
自然 |
自然のなかには、たくさんの種類の生きものが、お互いに助け合いながら生きています。 |
人間 |
わたしたち人間も、本当は自然の一部です。同じ仲間として、自然の中で仲良く暮らしていくことが幸せです。 |

お父さん、お母さんへ
このミニゲームは、生きものがいなくなってしまった森に生きものを呼びもどすミニゲームです。簡単な操作なので、子供も楽しめます。このミニゲームを通して、子供たちに自然の美しさ、豊さを少しでも伝えたいと考えています。子供と一緒にミニゲームで遊んだら、実際に自然のなかに出ていって、ミニゲームではわからない自然の素晴らしさを教えてあげてください!
点
種類の生きものを見つけたよ!
「生きもの」の絵は全部で6種類。
全種類見つけると、最高得点!(600点)


私だって、ゴキブリと同じ虫だわっ!